小国杉の家は、材料の品質の良さなどから評判となり、人気が年々増しています。建築には最適という小国杉ですが、それ以外の活用法ももちろん多数あります。ここでは、そのいくつかの例をご紹介しましょう。
小国杉の特徴として、色合いや木目の美しさ、艶の程合い、粘りからくる強度などが挙げられますが、何もこれは住宅用の木材だけに求められているものではありません。家自体の次に重視される住環境の要素である家具が、その一例です。ユニークなものでは、杉材を利用したブラインドがあります。杉の香りが活かされていて、部屋の中で森林浴気分が味わえると評判です。
また、「森林セラピー」の効果も見逃せません。小国中学校のあるクラスで机と椅子に新品の杉材を使用したところ、インフルエンザにかかった生徒の人数が、杉材を使っていないクラスより極端に少なかったそうです。揮発成分であるフィトンチッドの濃度が上がったことで、生徒たちの免疫力を高めたのではないか、という指摘が、実験を行なった九州大学の教授からなされています。